健康寿命の延ばし方
- お知らせ
- ブログ
健康長寿のために衰えさせてはいけない体の機能はいくつかありますが、中でも食べ物を飲み込む力は特に重要です。
飲み込む力が弱くなると食べ物を体に取り込めなくなりますので、体が弱ってしまい寝たきりや病気がちになります。
また近年、食べ物をうまく飲み込めなくて起こる誤嚥性肺炎が高齢者に増えています。2011年に肺炎が日本人の死亡原因の第4位から第3位になりましたので注意が必要です。
40代、50代から飲み込む力が衰えている事もあります。
最近声がかすれるようになった、食事中にむせるようになった。このような現象は飲み込む力が弱くなってきているサインかもしれません。
飲み込む力は鍛えることができます。若いうちから気をつけていれば高齢者になっても食事を美味しく食べられ、元気で長生きしていくことにつながるのです。
具体的な方法としては唾を飲み込む練習をしたり、舌を口の外に大きく出して上下左右に動かしたり、口を大きく開けたりすぼめたりする運動を1日1回始めましょう。
いきなり頑張りすぎないように自分のペースに合わせて運動してください。
風船を膨らませたり吹き矢も効果があります。
また声をよく出す事も大切なので、おしゃべりやカラオケ(コロナ禍では気をつけて行いましょう)も効果がありますし、沢山笑うのも大切です。
飲み込む力を鍛えて健康長寿を実現しましょう。