効率の良い歯磨き
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以前、「虫歯の話」の時に簡単に歯磨きについて説明しましたが、今回はより詳しく「歯磨き」の話をします。
口の中の病気で多いのが、虫歯と歯周病です。
この虫歯と歯周病は口の中の汚れが原因です。
口の中の汚れをきれいに取ることができれば虫歯と歯周病は防げます。
ですから口の中の汚れを取る歯磨きはとても重要なのです。
ただ歯磨きは退屈で面倒くさいと感じる人も多いと思います。
そこで効率の良い磨き方を身につければ、いつもと同じ時間磨いていても今までよりも汚れがきれいに取れるようになり、虫歯や歯周病が防げます。
歯ブラシの持ち方は鉛筆を持つのと同じ持ち方(ペングリップ)がいいです。
ペングリップをすることで細かく歯ブラシを動かせるようになり、汚れが効率よく落とせます。
歯ブラシの動かし方は同時に複数の歯を磨くような大きなストロークではなく、歯を1本ずつ磨くように短いストロークで細かく磨きます。
磨く力は言葉で伝えるのが難しいのですが、普通の硬さの歯ブラシを使っていて1か月使っていても毛先が開いてこないのは、磨く力が弱いと思います。
1~2週間ですぐに毛先が開いてしまうのは磨く力が強いです。
歯ブラシの毛先が開いてきたらたくさん磨いても汚れが落ちにくいので、歯ブラシを新しくしましょう。(長くても2か月に1回は歯ブラシを新しくしましょう)
どの歯から磨き始めてどの歯で磨き終わるのか順番を決めて磨きましょう。
順番を決めずに磨くと磨き忘れる歯が出てきてしまいます。
歯磨き粉は使ったほうがいいですが、あまり頼りすぎないように気を付けましょう。
歯磨きがうまくできてないと歯磨き粉を使っていても虫歯や歯周病になります。
効率の良い磨き方をしていても時間や回数が少ないとあまり意味がありません。
1日3回、1回5分を目標に磨きましょう。
当院の虫歯治療について